口臭　入れ歯

みなさんは、8020運動という運動をご存知でしょうか？これは、80歳になったときに20本以上「自分の」歯が残っていることを目指して努力するという運動です。はてさて、みなさんの中には今のところこの運動を達成できる、という方はどのくらいいらっしゃるでしょうか？簡単そうに見える内容ですが、意外とその達成者は多くありません。今はまだまだ健康な歯である人も、年令を重ねるにつれて、歯や歯周などが衰え、次第に実歯は少なくなっていくことも十分考えられます。

そして、結果的に自分の歯が減ってしまった場合に使用することになるのが、「差し歯」や「入れ歯」です。既に使用している方も少なからずいらっしゃるかもしれません。さて、この差し歯や入れ歯、実際の歯ではないのですから、ある程度のデメリットが存在してしまいます。

その一つが、清潔感を保つことが中々難しいということです。実際の歯や歯周であれば、人間の体はある程度の自浄作用を持ってその清潔さや健康さを保つことができますが、そうではないこれらの道具を使う場合には、この作用が働きません。つまり、従来通りの歯磨きなどでは、従来と同じようには清潔さを維持することが難しいのです。

その結果、入れ歯を利用している人を悩ませる問題が、口臭です。一般に口臭は、食事や口内環境に依存して発生すると言われます。入れ歯は、この口内環境の最たるものであると言って過言ではないでしょう。それでは、どのようにして清潔さを保つのが1番なのか、というと、やはり市販されている入れ歯の洗浄液等を定期的に利用して洗浄するのが効果的であると思います。

しかし、これもそこそこに値段がしますし、定期的にやるというのもやはり面倒に感じることが多いでしょう。やはり、何よりも最高の対策は、入れ歯になる前に対策をして、入れ歯に頼らずに済む8020運動達成を目指すことかもしれません。