便秘と口臭の関係

食事を摂っても便が出ないという方はいますでしょうか。お腹の中にガスがたまったり、吹き出物やお腹が張ってきたりと気分が悪くなることもあるかと思います。そのような便秘の方で３日以上出ていない方はいますでしょうか。現代では、１週間以上便秘に困っている人も少なくありません。

便秘に困っている方に追い打ちをかけてしまうかもしれませんが、便秘の方は口臭もひどくなってしまいます。なぜ口臭にまで影響が及んでしまうのでしょうか。原因は腸内の動きです。腸内にいる悪玉菌によって、食べた食物の炭水化物や脂肪、タンパク質などを腐敗させたり発酵させて、非常に臭いガスを発生させてしまいます。悪玉菌は肉類に多く含まれています。また、ガスは腸の壁にも浸透してしまい、血液をたどっていきながら、呼吸器系を利用して吐き出されます。これにより口臭へと繋がってしまうのです。

匂いとしては、おならに近いものになるでしょう。対応策としてはとにかく便が定期的に出るようにすることです。一時的な対処としてガムやタブレットなどで緩和することも可能なのですが、しっかり便が出ない限り本格的な対処にはなりません。

腸内に善玉菌を増やしていける食事や生活省間にしていきましょう。善玉菌の代表となるのが、ビフィズス菌や納豆菌、乳酸菌といったものがあります。善玉菌を増やせる食材としては大豆が最も効果的です。大豆ペプチドなどが入った飲み物を飲んでいくことによって、腸内を綺麗にしていくことができます。また乳製品でも多くあるかと思いますので、色々探して摂取してみてください。

そして善玉菌を成長させていくのが食物繊維です。上手に摂取していくことで善玉菌を増やしていくことができますので、多く含んでいる食品を取り入れた料理を多く食べていきましょう。

バランスの良い食事をとりながら、腸内の動きを活発にさせていき、悪玉菌を増やして便秘にならないようにしていきましょう。口臭にも影響を与えてしまいますので、便秘になったら常に口臭は気にしておいてください。